乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)
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婦人科系の病気「乳腺嚢胞」 病気の症状・原因・治療について
乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)の症状
乳腺の中に液体が袋状にたまり、大きくなると丸いしこりとして触れ、圧痛を伴う。
乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)とは?
乳腺嚢胞は、乳腺の中に液体が袋状にたまった状態です。
乳腺嚢胞は、女性によくみられる状態です。中には多数の嚢胞が繰り返しできる人もあり、
乳腺症のある人にこうした状態がときにみられます。
40代から50代前半の女性に多いとされています。
一方、嚢胞がまったくできない女性もいます。
外傷が原因となることもありますが、はっきりした原因はわかっていません。
嚢胞の大きさは、ごく小さなものから直径15センチメートル程度までさまざまです。
このような変化には卵巣ホルモンの働きが関与しています。基本的には良性の変化で
乳腺症という範疇に含まれます。
しかし時に乳がんが原因で嚢胞ができることもあり、また嚢胞と考えられていたものが、
実は充実性の腫瘍であることもありえるためそれを念頭においた検査が必要です。
乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)の治療
乳腺嚢胞は乳房痛の原因となることがあります。
痛みを軽減するため、乳房に細い針を刺して中にたまった液体を吸引することがあります。
吸引した液体は色や量を確認し、さらに顕微鏡で癌細胞の有無を調べます。
この内容液に血液が混じっていたり茶色や濁った色をしている場合、または吸引後も嚢胞が
消失しなかったり12週間以内に再発した場合には、手術で嚢胞全体を切除します。
これは、まれに嚢胞の壁の部分に癌が潜んでいることがあるためです。
なお触知される嚢胞を認めた場合、後の乳癌の発生頻度が増えるという報告もありますが、
否定的な意見の方が強く特に将来の乳がんのリスクとはならないと考える方が常識的です。
嚢胞が将来直接がんに移行することはありませんが、検診は年1回受けましょう。
婦人科系の病気と症状「乳腺嚢胞」についてでした。

